retarfiの日記

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中学受験:国語という教科

アルバイトで小中学生の都立受験を教えています。

 

都立中の作文(国語)を教えるためのテキストには、要約の問題や受験者の考えを書きなさい、という問題が多く出るようです。

試しに少し調べてみると、以下の小石川中の過去問でも400字程度での記述がメインとなっています。

29 過去の適性検査問題 | 東京都立小石川中等教育学校

この傾向は「お受験テクニック」を用いて受験することへの批判から生まれたのかもしれません。

しかし、これで果たして学力が測れるのでしょうか。

 

自分が受験した学校は物語文を読み、その近辺の流れを整理して問題に答える、というものでした。

物語文でも、「自分がこう思った」のが正しいのではなく、「普通の人はこう思う」というものを答えるべき問題でした。

私自身はこれが苦手だったために国語が嫌いでしたが…

 

文章を整理し普通の(一般人の)考え方を書く、という常識力を試すのが国語という教科ではないかと今は思います。

 

受験者の「想像力豊かな」解答というのは、このような常識の上に出来るのではないでしょうか。それなのに、普通の文章・設問(傍線ごとに答えていくスタイル)を解けずしてなぜ要約に飛躍してしまうのでしょうか。文章の難易度は異なるかもしれませんが、最難関校でさえ要約問題は出ません。子供たちの発想力ではなく、まずは読む力を中学受験では問うべきではないかと個人的には思います。

 

採点側も明確な採点基準をつけづらいと思うのでこのシステムは誰が得するものなのでしょうか…